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短歌の本が買える本屋まとめ 大きな書店と、歌集に強い独立系の本屋

歌集はどこで買えるのか。この記事では、大きな書店チェーンと、歌集や詩歌の本に力を入れている独立系の本屋を、まとめて紹介します。棚の探し方や本屋での歩き方は、「短歌の本はどこで買う?」の記事に書いています。

知る・読む

店名をクリックすると、各店の公式サイトやオンラインストアが開きます。営業日や営業時間は変わりやすいので、出かける前にかならず確かめてください。

大きな書店チェーン

大きな書店では、歌集はたいてい「詩歌」または「エッセイ」の棚にあります。東京では新宿の紀伊國屋本店か、池袋のジュンク堂が品揃えが豊富なイメージがあります。店によって置いてある量は全くちがう(ぜんぜん置いてないこともある)ので、ネットで在庫を調べてから行くか、店員さんに取り寄せを頼むと確実です。

ほかにも大きな書店チェーンはありますが、チェーン店については、わたしが実際に行って歌集を買ったことのある店だけを載せています。どの書店でも、置いていない歌集はたいてい取り寄せができます。

歌集に強い独立系の本屋

個人や小さな会社がやっている本屋です。まったく網羅はできていないと思いますが、思いつく限り、北から順に並べています。

  • がたんごとん(北海道・小樽):「生きるための道具と詩歌」を掲げる、ほうきのアトリエと本の店。オンラインストアにも「短歌」の分類があり、ZINEや私家版の歌集を集めたフェアも開いている(オンラインストア)
  • 七月堂古書部(東京・世田谷区、豪徳寺駅の近く):詩集を中心に出してきた出版社・七月堂の古書部。オンラインショップにも「短歌」の分類がある(オンラインショップ「短歌」)
  • タコシェ(東京・中野):ZINEやミニコミ、リトルプレスなど、インディーズ出版の本をあつかう本屋。私家版の歌集などが置いてあります。
  • そぞろ書房(東京・高円寺):「すこしさみしい短歌展」「よりみち短歌展」など、短歌の展示も開いている
  • うたとポルスカ(東京・下北沢):歌人の温さん・睦月都さん・吉田恭大さんが営む、詩歌の一箱書店。サイトには歌会記や書き下ろし作品などもある。短歌の同人誌や私家版の歌集なども豊富(オンラインストア)
  • BREWBOOKS(東京・西荻窪):本屋とビアスタンドを兼ねた店。2階の和室では短歌部や読書会が開かれている。2階はレンタル可能(オンラインストア)
  • UNITÉ(ユニテ)(東京・三鷹):本とコーヒーの店。歌集・句集・詩集が並ぶ
  • 本屋 ペーパー・プレーン・レターズ(東京・三田):美容室が休みの時間にだけ開く本屋。店主(杜崎ひらく)も歌集を出している歌人で、新刊・古本のほか、ZINEや私家版も置いている
  • ON READING(愛知・名古屋、東山公園駅の近く):本屋とギャラリー。ON READINGによるインディペンデント・パブリッシング・レーベル「ELVIS PRESS」では愛知にゆかりのある歌人があつまって歌集『ここでのこと』を出版した
  • 鴨葱書店(京都・東九条):京都駅から歩いて行ける、鴨川の近くの本屋。歌人を招いた短歌のイベントも開いている
  • 葉ね文庫(大阪・中崎町):歌集・句集・詩集の新刊をあつかう、大阪でとても有名な詩歌の本屋。営業は週3日で、平日は夜から開く
  • 犬と街灯(大阪・豊中、阪急庄内駅の近く):ギャラリーを兼ねた本の店。オンラインストアに「詩歌」の分類がある。牛隆介さんが選書している同人誌のコーナーもある(オンラインストア)
  • toi books(大阪・駒川):本町から駒川に移った小さな本屋
  • 本の栞(兵庫・神戸、元町):2020年9月に開いた、新刊が中心の小さな本屋。リトルプレスや日記、エッセイなどをあつかう。オンラインストアには「詩/短歌/俳句」の分類があり、左右社の「〜のうた」シリーズなどの短歌の本が並ぶ(オンラインストア「詩/短歌/俳句」)
  • 書架 青と緑(島根・松江):日下舞子が営む歌集をはじめとした詩歌の本が中心の本屋
  • 本屋ルヌガンガ(香川・高松):書肆侃侃房の歌集を中心にした短歌の棚がある。読書会やトークイベントも開いている
  • 本のあるところ ajiro(福岡・天神):歌集を多く出している出版社・書肆侃侃房の本屋。オンラインストアにも「短歌」の分類がある

歌集が多い古本屋

  • りんてん舎(東京・三鷹):「詩歌俳句の古本屋」。詩・短歌・俳句を得意ジャンルの筆頭にあげている

ほかのお店を知っている方へ

ここに載せたのは、ほんの一部です。歌集に力を入れている本屋をご存じでしたら、お問い合わせから教えてください。確認して追加します。

ここが入門ポイント

大きな書店なら「詩歌」の棚へ。ネットで在庫を調べてから行くと確実。独立系の本屋では、店主が選んだ歌集に出会えるし短歌系のイベントもあるところが多い。出かける前に営業日を確かめる。

参考にしたページ

各店の公式サイトのほかに、次のページを参考にしました。

次に読みたい一冊

本のあるところ ajiro を営む、書肆侃侃房から出た一冊です。椛沢知世『あおむけの踊り場であおむけ』。

あおむけの踊り場であおむけの書影
NEXT BOOK

世界を移すこと

椛沢知世『あおむけの踊り場であおむけ』

食べることはわたしたちにとって喜びであるだけでなく、食物を異化し、自分の身体そのものにしていく行為に他ならない。言い換えれば、世界の一部を自分へと移し替えていく運動であり、主体が生成されていく最も具体的ともいえるプロセスなのだ。

推薦文:武田ひか 推薦文を読む →