この記事では、短歌の同人誌とはどんなものかと、いま読める短歌の同人誌を紹介します。
短歌の同人誌ってなに?
同人誌は、気の合う歌人が何人か集まって、自分たちでつくる雑誌です。メンバーが新しい歌を出しあい、評論や対談、ほかの歌集の評などを載せることもあります。
また造本に凝った本もあり、商業出版ではなかなかできないコンテンツもあり、たのしいものです。
短歌の同人誌
できるかぎり、把握している限りで現在も活動がつづいているものを書きましたが、もちろん全てを網羅できてはいません。ほかにも載せてほしい同人誌があれば、お問い合わせからお知らせください。また情報に間違いがありましたらお知らせ下さい。
- 案:石山ふね、嶋稟太郎、ツマモヨコ、平尾勇貴、ぽっぷこーんじぇる(X)
- 池野飛魚 feat. 雀100:池野飛魚、雀100(X、Instagram、note)
- いやしの本棚:菫野、あずまや(X、Instagram、サイト)
- イルカーン:温、初谷むい(X)
- 右脳水星短歌会:霧島あきら、蔵井、黒川かおる、小泉キオ、ツマモヨコ、鳥さんの瞼、早月くら、麦牛乳、睦月 雪花、湯島はじめ(BOOTH)
- 円盤:府田確ほか(X)
- 烏の夜食:茂泉朋子、ぽっぷこーんじぇる、不凍港、藤波えりか、ふうらい牡丹、野崎挽生、茅野、寿司村マイク、姿煮、清水晴架、小松百合華、金森人浩(X)
- 外出:内山晶太、染野太朗、花山周子、平岡直子
- 短歌ユニットくさかんむり:鈴木智花、丸山萌、千ヶ岩清(X)
- 幻獣短歌会:川野芽生の短歌講座を受講した有志(X、Instagram)
- 鯉派:門坂崚、手取川由紀、藤井柊太(X、BOOTH)
- 号外:木村槿、金原弓起、鈴木精良、永井駿、永汐れい、薄暑なつ、平安まだら、深町由季(BOOTH)
- 穀物:小原奈実、狩野悠佳子、川野芽生、新上達也、濱松哲朗、廣野翔一(X)
- 琥珀糖:秋月祐一ほか15名(X)
- 砕氷船:榊原紘、斉藤志歩、暮田真名
- 砂糖水:小野田光、國森晴野、原田彩加 ほか(X)
- 四弦:霧島あきら、小俵鱚太、永井駿、湯島はじめ(X)
- 羊歯:石田犀、暇野鈴
- 正気:宇佐田灰加、八谷のり、太朗千尋、児玉すだま、漬けマグロ、兎田ファルク、赤福福家
- ジングル:貝澤駿一、志賀玲太、なべとびすこ、橋爪志保(X)
- 西瓜:江戸雪、門脇篤史、楠誓英、笹川諒、嶋田さくらこ、鈴木晴香、曾根毅、染野太朗、土岐友浩、とみいえひろこ、野田かおり、三田三郎、虫武一俊、安田茜、法橋ひらく、中井スピカ、津中堪太朗、堀静香(サイト、X)
- 水眠:志田冷、市島色葉、石原秋太
- スペア:寺元葉香、府田確、豆川はつみ(BOOTH)
- 絶島:榎本ユミ、奥山いずみ、櫻井朋子、早月くら、文月さと、西村曜、森山緋紗、朧、涌田悠(X、BOOTH)
- 種:秋山ともす、音羽凜、早月くら、ぷくぷく、吉村のぞみ
- 短歌ホリック:荻原裕幸、小坂井大輔、辻聡之、廣野翔一
- たんたん拍子:榎本ユミ、草薙、小俵鱚太、toron*、中嶋港人、若枝あらう(X、BOOTH)
- たんぽぽ:煙亜月ほか(BOOTH、note)
- 第三滑走路:青松輝、丸田洋渡、森慎太郎(X、note、BOOTH)
- 通過:白坂海、水埜青磁、飾磨屋、学級目標、京野正午、双川望(二枚貝)、吉野棗、石旅公二(X)
- D.C.:神無よわ、芒川良、武田歩、仲井澪、府田確、雪吉千春(X、BOOTH)
- 伝線:イトウマ、谷川電話(BOOTH)
- 電報:左沢森、石村まい、羽水繭、織原禾、京野正午、下地颯、高橋寧、橙田千尋、花島照子、林騎兵、吉村優作(X、BOOTH)
- ぬばたま:乾遥香、大橋なぎ咲、久間木志瀬、越田勇俊、篠田葉子、的野町子、松岡礼慈ほか(X、ブログ)
- のど笛:青松輝、佐原キオ、橋爪志保、平出奔
- 花野菜:工藤鈴音、武田歩、津島ひたち、寺元葉香(X、BOOTH)
- 羽根と根:阿波野巧也、今井心、上本彩加、牛尾今日子、佐伯紺、坂井ユリ、佐々木朔、七戸雅人、中村美智、橋爪志保(X、ブログ)
- はるさめ:白藤あめ、目楽春語(X)
- 半券:竹内亮、とみいえひろこ、山本夏子(BOOTH)
- pampa:穴根蛇にひき、碓井やすこ、篠原治哉、橋本牧人、丸山るい(X)
- ひねもす:一音乃遥、折田日々希、からすまぁ、かわうち、小島涼我、白野、新砂要、松下誠一、谷地村昴(X)
- 流れ解散:福山ろか、俵匠見、成宮櫻子(X)
- 崩壊系列:玉野勇希、北上郷夏(X)
- 水面:奥村知世、貝澤駿一、田中翠香、西村曜、久石ソナ(X、BOOTH)
同人誌はどこで買える?
同人誌は、ふつうの大型書店にはあまり置いていません。次のような場所で探してみてください。
- 文学フリマ:東京・大阪をはじめとして各地で開かれる、文学の同人誌の即売会。短歌の同人誌もたくさん並び、つくった歌人から直接買えます。
- 通販:BOOTHなどで通販をしている同人誌も多いです。SNSで新しい号のお知らせが出ることが多いので、気になる同人誌はフォローしておくと見逃しません。
- 詩歌に強い本屋:うたとポルスカ(東京)や、犬と街灯や葉ね文庫(大阪)のように、短歌の同人誌をたくさん置いている本屋もあります。くわしくは 短歌の本が買える本屋まとめ の記事を読んでみてください。
同人誌は刷る部数が少なく、売り切れたら再版しないことも多いです。気になった号は早めに手に入れておきましょう。
ここが入門ポイント
- 同人誌は、歌人が何人か集まって自分たちでつくる雑誌。
- 文学フリマや通販、詩歌に強い本屋で買える。
- 部数が少ないので、気になったら早めに買おう。
次に読みたい一冊
「外出」同人の一人、花山周子の歌集。『風とマルス』。

NEXT BOOK
頬で受ける風
花山周子『風とマルス』
いま過去に行けるなら、分厚くて汗のしみついた面を外して、ちいさな私を外に連れ出してあげたい。外には風が吹いていたのだった。
推薦文:武田ひか 推薦文を読む →